专利摘要:
排泄物用収集バッグと、排泄物が通過し収集バッグに侵入し得る少なくとも一つの開口5と、ガスを収集バッグから脱出させる少なくとも一つのフィルタ10と、少なくとも一つの開口と少なくとも一つのフィルタとの間に配置され、閉鎖状態において半固形排泄物の通路を塞ぎ、開放状態において半固形排泄物のために開放通路を維持する少なくとも一つの感圧ガス透過性バリアフィルタ11を含むオストミー装具1であり、収集バッグの内圧増加により、バリアフィルタの閉鎖状態から開放状態への移行の誘因となる所定の第一ガス圧力限度を通過する。
公开号:JP2011505998A
申请号:JP2010538344
申请日:2008-12-16
公开日:2011-03-03
发明作者:スケット アルブレクトセン,ラッセ
申请人:コロプラスト アクティーゼルスカブ;
IPC主号:A61F5-441
专利说明:

[0001] 本発明は収集バッグを有するオストミー装具に関し、収集バッグは排泄物収集用の開口、脱臭ガスフィルタ、及び開口と脱臭ガスフィルタとの間に配置された感圧ガス透過性バリアフィルタを有し、バリアフィルタは閉鎖時に半固形排泄物の詰まりから脱臭フィルタを保護する。]
背景技術

[0002] オストミー装具の使用に伴う問題点の一つは、オストミー装具が使用者の腸からの固形排泄物及び/又は液状排泄物を収集するのみならず、排出される腸内ガスをも収集することである。腸内ガスの量は、他の排泄物の量に比べ非常に多く、腸内ガスがオストミー装具から脱出不能なままで、オストミー装具を拡大し膨出させることがある。腸内ガスが腸から瘻孔及びオストミー装具を経由して漏れるのみで、仮にオストミー装具が最大能力まで膨張すると、その膨れは使用者にかなりの痛みをもたらす。膨れは、更に、オストミー装具を使用者に固定する接着剤接合手段に無用の変形を生じさせる可能性があるので問題になる。無用の変形は、使用者の皮膚表面から接合手段を部分的に取り外し、使用者にとって不快及び/又は厄介なオストミー装具からの固形及び/又は液状排泄物の漏れを生じながら通路を開放する可能性がある。]
[0003] この問題解決は、腸内ガスがオストミーポーチから外部環境に放出される前に、腸内ガスを濾過する脱臭ガス放出フィルタを有するオストミーポーチを記載するWO2004/004612で提示された。]
[0004] オストミー装具におけるガス放出フィルタの使用に関する主要な問題点は、固形及び/又は液状排泄物が装具の中に収集されるときに、ガス放出フィルタが排泄物により詰まり又は塞がる大きな危険があることである。この問題の一解決策はWO2004/004612に示され、オストミーポーチの前パネル及び後パネルがフィルタとポーチの孔との間に延びる線に沿って共に固定され、この線は、糞便がフィルタに向かって流れるのを制限しつつ、ガスがフィルタに向かいポーチから脱出可能な少なくとも一つの間隙を有する。]
[0005] 前記解決策は、通路を塞ぎ、糞便が少なくとも一つの間隙を詰まらせ且つ/又は塞ぐ可能性があり、封じ込めたガスがフィルタを経由してオストミーポーチから脱出できない問題を含む。このように、ポーチは使用者から取り外され、ガスはポーチの孔を介して放出される。]
[0006] 従って、排泄物を保持する領域とガス放出フィルタとを分離するガス透過性バリアを有し、使用者からオストミーポーチを取り外す必要なく、詰まる可能性がなく又塞がる可能性のないオストミー装具、望ましくはオストミーポーチに関するニーズがある。]
発明が解決しようとする課題

[0007] 本発明の目的は、好ましくない腸内ガスをオストミー装具から逃がすために、詰まった又は塞がったバリアフィルタが自動的に開放するようなオストミー装具を提供することにある。]
[0008] 本発明の別の目的は、好ましくない腸内ガスをオストミー装具から逃がすために、使用者が詰まった又は塞がったバリアフィルタを手動で開けられるようなオストミー装具を提供することにある。]
[0009] 本発明の他の目的は、好ましくない腸内ガスの放出後に閉鎖することができるバリアフィルタを有し、再び開口部とフィルタとの間に半固形排泄物のためのバリアを形成するオストミー装具を提供することにある。]
課題を解決するための手段

[0010] 本発明はオストミー装具に関し、排泄物用収集バッグ、排泄物が通過して収集バッグに侵入する少なくとも一つの開口、ガスが収集バッグから脱出させる少なくとも一つのフィルタ、及び少なくとも一つの前記開口と少なくとも一つの前記フィルタとの間に配置される少なくとも一つの感圧ガス透過性バリアフィルタであって、バリアフィルタが閉鎖状態において半固形排泄物の通路を閉塞し、開放状態において半固形排泄物のために開放し通路を維持するバリアフィルタを含むオストミー装具であり、所定の第一ガス圧力限度を超える収集バッグの内圧増加が、前記バリアフィルタの閉鎖状態から開放状態への移行の誘因となる、オストミー装具である。]
[0011] これは、オストミー装具に収集された無用の腸内ガスが、使用者からオストミー装具を取り外すことなくバッグから容易に除去できることを意味する。バリアフィルタの閉鎖状態において、バリアフィルタは半固形排泄物がフィルタに達するのを妨げるが、バリアフィルタはガス透過性であるので、腸内ガスはバリアフィルタの一方側から他方側に連通自在である。オストミー装具におけるフィルタ詰まりに関する第一原因は、収集された半固形排泄物への直接接触である。排泄物が侵入する開口とフィルタとを分離するバリアフィルタを備えることにより、バリアフィルタが閉鎖状態にあるとき排泄物がフィルタと直接連通しないので、フィルタが塞がる危険性は大幅に低減される。]
[0012] バリアフィルタが閉鎖状態にあるとき、収集された半固形排泄物がバリアフィルタを詰まらせ且つ/又は塞ぎ、フィルタを横切るガスの連通を妨げる可能性があり、収集された腸内ガスがオストミー装具から漏出しない無視できない危険性がある。それ故に、収集された腸内ガスのオストミー装具からの脱出を可能にするため、バリアフィルタはバリアフィルタを横切るガスの連通を再開するように、障害を除き且つ/又は障害物を取り去ることが必要である。]
[0013] もしバリアフィルタが塞がり、且つ瘻孔からの排泄物が開口を経由して腸内ガスが連続的にオストミー装具に入ると、ガスは装具を脱出できないのでオストミー装具の内圧が上昇する。上昇した圧力は、装具に膨れを生じさせる場合があり、漏れの危険性を高め、使用者に厄介且つ/又は不快をもたらす可能性がある。本発明では、バリアフィルタは感圧性であり、オストミー装具の中で上昇した圧力は、第一ガス圧力限界を通過するとき、バリアフィルタの中で物理的及び/又は化学的反応を起こす。この結果、バリアフィルタは、半固形排泄物及び腸内ガスを収容している収集バッグとフィルタとの間に直接の通路を開放する。]
[0014] 本発明の文中において、もし物質、成分、組成物、異なる物質又は物体の混合物が主フィルタ、第一フィルタ、又は主体のフィルタを用いてその後に濾過されるなら、バリアフィルタの用語は、物質、成分、組成物、異なる物質又は物体の混合物に一定の濾過を提供する先行フィルタ又はプレフィルタを意味する。プレフィルタの機能は、メイン又は主体のフィルタと接触する際に有害又は不都合な成分を濾過して取り除くことである。]
[0015] 本発明の文中において、圧力の用語は、オストミー装具が置かれる圧力環境に関して増加する圧力として定義される。これは、圧力値が例えば1kPaと述べられているとき、実測圧が周囲の圧力(例えば、大気圧=1.013x102kPa)+1kPaを意味する。]
[0016] 本発明によるオストミー装具は、身体開口部、すなわち瘻孔を開口部に接続するための恒久接着ウエハーを有するワンピースのオストミー装具であるか、あるいは、連結エレメントが収集バッグとの一時的な接続を担うツーピースのオストミー装具であってよい。ツーピース装具は、瘻孔の周囲で使用者に取り付けられる接着ウエハーを有し、バッグは接着ウエハーに連結及び取り外し自在であってよい。ワンピース及びツーピースのオストミー装具は、従来技術として広く知られている。]
[0017] 本発明の一実施形態において、バリアフィルタは再封鎖可能な種類である。これは、もしバリアフィルタが閉鎖状態から開放状態へ移行した後に、バリアフィルタは、開放状態から閉鎖状態に少なくとも一度は戻るために適していることを意味する。再封鎖可能なバリアフィルタは、閉鎖状態から開放状態への移行を何度も経ることが可能なバリアフィルタを提供する。そのようなバリアフィルタは、バリアフィルタが閉鎖状態に再封鎖するのを妨げる物理的障害がなければ、開放状態から閉鎖状態へ毎回転換可能である。]
[0018] 本発明の文中において、バリアフィルタが再封鎖するのを妨げる物理的障害とは、排泄物が開いているバリアフィルタからうまく誘導されあるいは除去され得ない程度まで、オストミー装具が半固形排泄物で満たされることである。他の物理的障害は、バリアフィルタが物理的及び/又は化学的反応をもたらす手段が無能力にされるほどに、半固形排泄物で汚染されているかどうかであり、バリアフィルタはオストミー装具の中で物理的変化に反応することができない。]
[0019] 本発明の一実施形態において、収集バッグの内圧が所定の第二圧力限度以下に減少したとき、バリアフィルタは開放状態から閉鎖状態に戻ることができる。これは、もしバリアフィルタが開放状態になり、もしくは、もしバリアフィルタが開放状態にあり、且つオストミー装具の内圧レベルが、所定の第二圧力限度以下のレベルに減少するならば、バリアフィルタは閉鎖状態に戻ることを意味する。更に、もしバリアフィルタが偶然に又は不注意で開放状態になり、且つ圧力レベルが第二ガス圧力限度以下であるならば、バリアフィルタは閉鎖状態に戻る。]
[0020] 使用中、オストミー装具は、使用者の腸から分泌する腸内ガスを常に収集する。バリアフィルタが塞がり又は詰まり、収集されたガスがオストミー装具から脱出できないことに使用者が気付いた場合には、バリアフィルタを閉鎖状態から開放状態に移行させるために、使用者はオストミー装具を積極的に刺激することができる。本発明の一実施形態において、収集バッグの外面に圧力を加えることにより、収集バッグの内圧を増加できる。このことは、使用者が四肢を用いてオストミー装具の表面領域に圧力を加え、それにより内圧を増加させ、圧力が第一ガス圧力限度を超えると、収集バッグからフィルタへの連通路を開きながら、バリアフィルタは閉鎖状態から開放状態になることを意味する。例えば、オストミー装具が使用者の衣服で覆われ、且つ装具が膨れ始めた場合に、使用者は手動で内圧を強めて腸内ガスを逃がし、それにより装具が使用者の不快又は厄介を引き起こす前に装具を収縮させることができる。]
[0021] 本発明の一実施形態において、バリアフィルタはフック/ループ式面ファスナのフィルタであり、関連する実施形態では、バリアフィルタはベルクロ(登録商標)製のフィルタである。ベルクロ(登録商標)製フィルタは、フック部とループ部とから成り、それぞれ個々の部分が内面と外面を有する。個々の部分の内面は、それぞれフック又はループファスナから成り、外面は適当な面領域に永久結合される。フック部分とループ部分の外面は、オストミー装具の内面、例えば、前壁及び後壁の内面それぞれに、フック部分及びループ部分の内面が相互に反対側に配置されて固定される。ベルクロ(登録商標)(登録商標)製フィルタのフック部分とループ部分の内面が相互に接触するとき、ベルクロ(登録商標)製フィルタは収集された糞のような半固形物質に対して不透過性、且つガスに対して透過性となる障壁を提供する。それ故に、この状態において、ベルクロ(登録商標)製バリアフィルタは、半固形物質が脱臭フィルタに達するのを防ぎ、フィルタの詰まりや塞がりの危険性を著しく低減する。]
[0022] ベルクロ(登録商標)製フィルタのフック部分とループ部分とが相互に接触した後に分離させるには一定量の力が必要である。必要な一定量の力は、用いられるベルクロ(登録商標)のタイプいかんに大きく依存する。あるタイプのベルクロ(登録商標)は比較的低い分離力を要し、一方、他のタイプではより大きな力を要する。フックとループとを分離するために必要な力を評価する際、単位面積当たりのフックとループの数、相互の部分を分離するために与える力の角度、フック部分とループ部分の強さなど、いくつかの重要な要素がある。]
[0023] 第一と第二ガス圧力限度を用いて、閉鎖状態から開放状態及びその逆に変えることができ、バリアフィルタとして作動するベルクロ(登録商標)製フィルタを有するオストミー装具を提供するため、ガス圧力限度及びオストミー装具の構造を選択するにあたって考慮すべきいくつかの要素がある。その様な要素として、オストミー装具の中でのバリアフィルタの位置、バリアフィルタの形状と大きさ、バリアフィルタ材料の選択、オストミー装具の前壁と後壁の形状と大きさ、そして壁材料の選択がある。このような様々な要素がどのように影響するかは、本発明の開示に基づき当業者に明らかである。]
[0024] ベルクロ(登録商標)の分離力、障壁及び流れの特性は、ベルクロ(登録商標)の適切なタイプ、フックとループの密度、物理的形状を選択することにより、最適性能に調整可能である。バリアフィルタの特性は、ガスだけが確実にベルクロ(登録商標)を通り抜けるようにする。半固形排泄物(いかなる粘度の)又は糞便がベルクロ(登録商標)製バリアに達したとき、細いフック/ループ繊維がベルクロ(登録商標)製バリアに入り込もうとする糞便を妨げる。もし、ベルクロ(登録商標)製バリアの内部で圧力が高まれば、糞便がベルクロ(登録商標)製バリアに入り込む前に、ベルクロ(登録商標)製バリアフィルタは分離するよう設計されている。ベルクロ(登録商標)製バリアフィルタの物理的設計、フック/ループの選択、バリアフィルタの配置により正確に選択された力で分離するように、ベルクロ(登録商標)の分離力は最適化可能である。フック/ループ結合のより大きな接触面を有する大きなバリアフィルタは、同一タイプのベルクロ(登録商標)であるがより小さな接触面を有するバリアフィルタよりも、開放するためにより大きな力を必要とする。接触面の寸法は、バリアフィルタ全体を均等に調整するか、又は、バリアフィルタが半固形排泄物用に有効なバリアを提供する条件で、恣意的に調整されてよい。]
[0025] ガス透過性ベルクロ(登録商標)製バリアフィルタは、糞便で塞がり又は詰まったときに分離して、ガスを脱臭フィルタに直接接近させる。ベルクロ(登録商標)製バリアの後には、一つ以上の第二ベルクロ(登録商標)製バリアフィルタ、又は、超吸収性材料のような異なる特性を有する一つ以上のバリアにより承継されてよい。一つ以上のベルクロ(登録商標)製バリアを他のバリアと結合することにより、耐久性フィルタの解決が得られる。]
[0026] 本発明の一実施形態において、バリアフィルタは、フック/ループ材料と同等な機械的性能を有する材料を用いて構成してよい。そのような材料の一例は、マッシュルームヘッドがかみ合うマッシュルーム締結システムであるAplix(登録商標)200又はAplix(登録商標)220であり、Aplix(登録商標)100ニットループである。他のタイプのフック/ループ又は同様のシステムが使用できることは、本発明の開示に基づき当業者に自明である。]
[0027] 本発明の開示により、バリアフィルタが他のタイプの材料を用いて構成され得ることは、当業者に明らかである。一例は、オストミー装具の前壁又は後壁との一時的な結合を与える接着面を用いて閉鎖状態に保つ、織物又は不織のガス透過性布帛である。ガスは織布に浸透してもよいが、織布は半固形排泄物を妨げる。開放状態において、一時的な接着結合は、前壁又は後壁から解除され連通路を開放する。他の例は、一つの壁の内側に接続された第一部と、反対側の壁の内面に接続された第二部分を有するガス透過性材料であり、二つの部分が、閉鎖状態で相互に一時的接続が可能で、開放状態で相互に分離可能な対向する接着面を有する。第三の例は、前述例におけるものと類似のバリアフィルタであるが、一つ又は複数の接着面が一時的結合を提供する磁気面で置換される。]
[0028] 本発明の一実施形態において、オストミー装具の前壁又は後壁の外面が、外面に恒久的に固定された引張り摘みを備える。引っ張り摘みは、バリアフィルタの第一部又は第二部の近くに又は対向して置かれ得る。使用者は摘みを引っ張ることにより、前壁又は後壁に引張力を加え、バリアフィルタの壁を分離するための分離力を与えることにより、同様にバリアフィルタを貫通している通路を開放する。]
[0029] 本発明の一実施形態において、収集バッグは、それぞれ内面と外面を有し、接続したとき前壁は使用者から離れ、後壁は使用者に対面する、少なくとも前壁と後壁から成る種類である。収集バッグの前壁と後壁の内面は、壁の末端縁で相互に恒久的に結合され、恒久的結合は、レーザー溶接、熱溶接、接着接合、又は公知の類似方法により提供される。これは、バッグに収集された排泄物が、前壁と後壁の末端縁を介してバッグから脱出できないことを確実にする。]
[0030] オストミー装具の開口は、瘻孔により分泌された排泄物が瘻孔からのその後の分泌を妨げないように、後壁に位置する。排泄物がオストミー装具の底縁に向かう方向で収集バッグの中に集めることができるように、オストミー装具の開口は、オストミー装具の頂縁に近い方向に配置されていることは公知である。収集された半固形排泄物又は糞便は、バッグに収集されたガスよりも高い密度であるので、重力方向で見たとき、ガスが通常半固形排泄物の上部になる。それ故に、ガスがフィルタを経由してオストミー装具から脱出するべく、半固形排泄物を介して連通する必要がないように、フィルタはオストミー装具の頂縁に接近し且つ/又は付近に配置されるのがよい。]
[0031] 本発明の一実施形態において、バリアフィルタはオストミー装具の前壁及び後壁の内面に固定される。バリアフィルタは、オストミー装具の前壁と後壁の内面に恒久的に接続されるのに適した、少なくとも二つの表面領域を有利に有する。これは、バリアフィルタが、オストミー装具の頂縁に近い収集バッグの上部容積を、収集バッグの底部に近い下部容積から分割することを意味している。閉鎖状態において、バリアフィルタがガス物質にはバリアフィルタを経由して下部容積から上部容積に連通させつつ、オストミー装具の頂縁近くに配置されたフィルタには半固形排泄物が達するのを防止するように、バリアフィルタは、前壁と後壁の間にある恒久接続の一つの領域から、恒久接続のもう一つの領域に伸びている。]
[0032] 本発明の一実施形態において、バリアフィルタはオストミー装具の前壁と後壁の内面にレーザー溶接、熱溶接、及び/又は接着接合される。バリアフィルタは、オストミー装具に固定する上述の手段を用いることにより、オストミー装具の内面に恒久的に固定される。固定手段は、望ましくは、バリアフィルタとオストミー装具の内面との間の恒久接続が、公知のオストミー装具において収集されるいかなる物質に対しても不透過性であるように、バリアフィルタに適用される。従って、オストミー装具の中に存在するいかなる排泄物も、望ましくは、底部から頂部への一方向のみ、即ち、前述のようにバリアフィルタを経由してのみ連通する。]
[0033] 本発明の一実施形態において、第一圧力限度(閉鎖状態から開放状態への移行の誘因用)が、0.1kPaと10kPaとの間の範囲内、例えば、0.5kPaと5kPaとの間、0.9kPaと1.1kPaとの間、0.95kPaと1.05kPaとの間等にある。推奨される第一圧力限度は、一つの実施形態から他に変化してよく、本発明の異なる実施形態は異なる第一圧力限度を有してよい。代表的な使用者が遭遇する可能性のある各種の場面において、異なる圧力限度が関連するかも知れない異なるシナリオがある。例えば、もし使用者が正装の会合に出席しているなら、オストミー装具が膨らみ始めたら狼狽するかも知れない。従って、特定のオストミー装具は、最小限の内圧上昇でバリアフィルタが開放するように、前記範囲の最小値付近に設定された第一圧力限度を有するバリアフィルタを装備してよい。しかしながら、使用者がプライベートな環境にある状況では、オストミー装具の膨れは許されるかも知れない。従って、第一圧力限度は、前述の場面に比べ高い値に設定される可能性があり、バリアフィルタが下部容積から上部容積への直接連通路を開放する前に、内圧をより高くできる。]
[0034] バリアフィルタは、開放状態から閉鎖状態に、且つその反対に何回まで作動可能かに関して上限を有すると推測され、低い第一ガス圧力限度を有し早期に開放するオストミー装具は、高い第一ガス圧力限度を有するオストミー装具よりもより寿命が短いことを意味するが、これは低い第一ガス圧力限度のものは、高い第一ガス圧力限度のものよりも高い頻度で開放するからである。短いライフサイクルは、バリアフィルタの摩耗及び破裂、又は、バリアフィルタの一時的接続面に対する汚れの一因となる可能性がある。]
[0035] 本発明の一実施形態において、第二圧力限度(開放状態から閉鎖状態への移行の誘因用)が、0kPaと0.1kPaとの間の範囲内、例えば、0kPaと0.05kPaとの間、0kPaと0.01kPaとの間などにある。第二圧力限度を設定することは、オストミー装具のバリアフィルタが開放状態にあり、且つ装具内の圧力が所定の第二圧力限度より下がったとき、半固形排泄物の汚れからフィルタを保護するために、バリアフィルタがオストミー装具の下部容積と上部容積との間の直接連通路を閉鎖することを確実にする。]
[0036] オストミー装具フィルタは、フィルタを通過するガスから一定の不純物を除去するガスフィルタとして機能する。通常、除去された不純物は、もしも濾過されずに大気中を通過したなら、使用者を当惑させるか又は不愉快にするかも知れない不快な臭気化成分である。本発明の一実施形態において、フィルタは少なくとも一つの脱臭ガスフィルタを含んでよい。フィルタは、オストミー装具からの不愉快な臭気を伴う望まない腸内ガスを不注意に放出することを心配する必要なく、使用者が複数の異なる公共的又は社交的な場面において行動できるようにする。]
図面の簡単な説明

[0037] 本発明によるオストミー装具の分解図である。
本発明によるオストミー装具の部分平面図である。
本発明による図1のラインIII-IIIに沿ったオストミー装具の部分断面図であり、閉鎖状態のバリアフィルタを有する空のオストミー装具を示す。
同じく閉鎖状態のバリアフィルタを有する膨らんだオストミー装具、及びバリアフィルタに作用する力をそれぞれ示す。図3b’は、同じく閉鎖状態のバリアフィルタを有する膨らんだオストミー装具、及びバリアフィルタに作用する力をそれぞれ示す。
同じく開放状態のバリアフィルタを有する膨らんだオストミー装具を示す。
本発明によるオストミー装具の一例の平面図である。] 図1 図3b
[0038] 発明は、概略図を参照して、以下に更に詳細に記載される。]
[0039] 図1は、本発明によるオストミー装具1の分解図であり、内面3及び外面4を持った後壁2を有する。後壁は、排泄物がオストミー装具1に入る口として機能する開口5を有する。オストミー装具の前壁6は、後壁2と実質的に同じ周囲寸法を有し、前壁は内面7及び外面8を有する。] 図1
[0040] 本発明の実施形態では、前壁6は、封じ込めたガスをオストミー装具1から逃がす脱臭ガスフィルタ10と直接連通するフィルタ開口9を有する。脱臭ガスフィルタ10は、ガス透過性であり且つ半固形排泄物に対して不透過性の種類であり、半固形排泄物がフィルタ開口9を経由してオストミー装具から漏出しないようにされる。脱臭フィルタ10は、実施形態では前壁6の外面8で恒久接続手段を用いオストミー装具1に連結されるが、フィルタ10の表面積はフィルタ開口9の面積より大きく、且つフィルタ10はフィルタ開口9を完全に覆う。オストミー装具の外側に配置された従来技術の脱臭フィルタ10の一例は、ヨーロッパ特許EP0089110に見られる。本特許の別の実施形態において、フィルタ10はオストミー装具1の内側に配置することができる種類のものであり、ヨーロッパ特許EP0981311に記載される一つ以上のフィルタ実施形態と同様に、フィルタ10は前壁6又は後壁2の内面3、7の上で開口9を完全に覆う。]
[0041] 本実施形態において、脱臭フィルタ10は、オストミー装具1の内部あるいは主収集室から、第一部12及び第二部15を有するガス透過性バリアフィルタ11により遮断され、第一部12の外面13は前壁6の内面7に固定され、第二部15の外面16はオストミー装具の後壁2の内面3に固定される。第一部12の内面14と第二部15の内面17が相互に実質的に対向するように、また第一部12の内面領域14及び第二部15の内面領域17が実質的に重なり合うように、バリアフィルタ11の第一部12及び第二部15は、オストミー装具の内側に配置される。]
[0042] バリアフィルタ11は二つのベルクロ(登録商標)片で作られ、接着、溶接、又はバリアフィルタ取付け技術により既知の他の適切な手段等の取付け手段を用いて、第一部12は前壁6の内面7に結合され、第二部15は後壁2の内面3に結合される。使用時に、ガスは、装具1の内部からベルクロ(登録商標)のバリア11を通過し、開口9を経由して脱臭フィルタ10を通過し周囲環境又は外気中に抜ける。]
[0043] オストミー装具1の前壁6及び後壁2は、それぞれの壁2、6の内面3、7上で、壁2,6が相互に取り付けられる接続領域18に沿って、相互に永久的に取り付けられる。壁2、6は、接着、溶接、又はバリアフィルタ取付け技術により既知の他の適切な手段等の取付け手段を用いて、前後壁間が永久に結合するように相互に連続される。接続領域18の大きさ、すなわち厚さ、幅、又は奥行きは、実施形態により異なってよく、本実施形態では、その接続領域は壁2、6の中心に向かって末端縁からオフセットしている。]
[0044] 図2は、閉鎖状態のバリアフィルタ11を有する本発明によるオストミー装具1の部分平面図を示す。理解を助けるため、図1に示した前壁6は図示しない。本実施形態では、前壁(図示せず)及び後壁3は相互に溶接され、溶接領域は、末端縁19から接続領域18の内境界20に向かって広がる。] 図1 図2
[0045] バリアフィルタ11は、フィルタ開口9を含む領域を囲むように配置され、フィルタ開口を後壁3の開口5から分離する。バリアフィルタは溶接部18の一方の内境界20からバッグの反対側の他方の内境界20に向けて軸Aを横切って伸長し、フィルタ開口9を含む上部容積21及び後壁3の開口5とオストミー装具1の排泄物収集部分を含む下部容積22の範囲を画定する。バリアフィルタ11は、下縁23及び上縁24を有し、下縁は下部容積22に面し、上縁24は上部容積21に対面する。閉鎖状態において、バリアフィルタ11は矢印25で示すように、バリアフィルタ11の下縁23に浸透して上縁24を経て上部容積21へ入り、ガス物質を下部容積22から流通させる。他方、閉鎖状態において、バリアフィルタ11は矢印26で示すように、下縁23で半固形排泄物を遮断し、排泄物の上部容積21への侵入を阻止する。開放状態において、バリアフィルタ11は、オストミー装具1に収集された全排泄物用に、下部容積22から上部容積21への直接流通路を開放する。]
[0046] バリアフィルタ11は、直線状、曲線状、S字状、のこ歯状、ベル状、E字状、これらの組み合わせ、又は一つの接合境界20から他方への下縁23の寸法を増加する適切な形状の形状群の中から選択された形状にすることができる。バリアフィルタ11が詰まり塞がり始める前に汚染される接触面は、下縁の寸法増加によって更に増加する。バリアフィルタ11の終点は輪郭に追随しないが、半固形排泄物が内境界20とバリアフィルタ11との間を通過しないように、その溶接部の内境界20又は溶接部の内境界20付近の位置にバリアを連結する。]
[0047] 図3aは、図1の断面III−IIIにおける本発明による空のオストミー装具1の部分断面図を示し、閉鎖状態において、バリアフィルタ11は上部容積21と下部容積22とを分離する。もし腸内ガス又は他の種類のガスが後壁2の開口5を経てオストミー装具に入り込めば、ガスはバリアフィルタ11に浸透可能であり、下部容積22から上部容積21、そしてフィルタ10を経由して外気へ通じる。] 図1 図3a
[0048] 一方、図3bは、膨らんだ本発明によるオストミー装具の部分断面図を示し、バリアフィルタ11の下縁21に集まった半固形排泄物27により、バリアフィルタ11は詰まって塞がっている。つまりオストミー装具1に入ったガス物質は、フィルタ10を介して装具1から脱出できずに、ガスは下部容積22に集まる。ガスは装具1を膨らませて、ガス容量の増加につれて下部容積22内部の圧力は増加する。オストミー装具1が膨らむので、相互に対して結合されていない前壁6と後壁2の領域は、相互に遠ざかるように分離し始める。この分離は、前後壁2、6の張力増加を生じ、前壁2、6の分離がある程度に達したとき、前後壁2、6間の距離はバリアフィルタを分離させない最大限であり、引張力が前壁6に現れ、後壁2がバリアフィルタ11の第一部12と第二部15をそれぞれ引っ張る。] 図3b
[0049] 図3b’は、前壁6と後壁2における引張力をそれぞれ表す引張力ベクトルa、a’を経てバリアフィルタに作用する直交力ベクトルb、b’及びc、c’を示す。引張力ベクトルa、a’は、x軸とy軸により形成される方向におけるベクトル成分b、b’とc、c’によってバリアフィルタ11にそれぞれ作用する。ベクトルは第一部と第二部に同一方向(マイナスx方向)で作用するので、ベクトル成分b及びb’はバリアフィルタ11の第一部12と第二部15との間の一時的な接続にほとんど影響を与えない。しかしながら、ベクトル成分c、c’は第一部12と第二部15に対向する方向(プラスy方向及びマイナスy方向)で作用するので、ベクトル成分c及びc’は一時的な結合を引張って離す引張力を示す。ベクトル成分c及びc’で示す力が、一時的結合を一緒に保持する力を克服できる十分に大きな力になるとき、一時的結合は分離し始め、第一部12は第二部15から分離し、連通路は下部容積22と上部容積21との間で、図3cに示すように開放する。] 図3b 図3c
[0050] 本発明の開示に基づけば、オストミー装具への物理的接触により、前壁6又は後壁2にa、a’、b、b’、c、c’ のうち一つ以上の引張力を適用することは明白である。このことは、前述のように外面に圧力を加えること、もしくは、前壁又は後壁を相互から手で引張ることにより、オストミー装具を一時的に変形させ、それによりバリアフィルタを分離するために必要な大きさの分離力を得ることにより達成される。]
[0051] 図3cは、図1の断面III−IIIにおける本発明によるバリアフィルタ11を有するオストミー装具1の部分断面図を示す。開放状態において、第一部12の内面14及び第二部15の内面17は、図1のラインIII−IIIの断面切断の近傍領域で相互から完全に分離している。前壁6及び後壁2は、前述のように相互に恒久的に結合されるので、第一部12及び第二部15の表面領域14、17は、その溶接部の内境界20近傍位置において、それぞれ相互から分離しない。] 図1 図3c
[0052] バリアフィルタ11を閉塞する半固形排泄物27は、図3bに示すように、バリアフィルタ11が通路を開放したとき、バリアフィルタから緩む可能性がある。バリアフィルタ11に生じた機械的あるいは物理的変化の結果として、排泄物27は分解し、壊れ、崩れ、そして一片になるか少なくとも二片になる。バリアフィルタが排泄物により極端に汚れた場合、排泄物は全く緩まない可能性がある。そのような場合、手の指を用いてオストミー装具の外面に物理的な刺激を与え、排泄物をバリアフィルタから押し出し、排泄物を除去できる。もし外部から刺激を与えても妨害物が除去されなければ、バッグが交換されるべきことを示す指標とみなしてよい。] 図3b
[0053] 上述及び本発明の開示によれば、閉鎖状態から開放状態へ及びその逆へのバリアフィルタ11の移行は、オストミー装具の内部圧力により徐々に生じることは明らかである。バリアフィルタ11の下縁23の一部が分離し始め、バリアフィルタの内面14、17の部分が相互から分離する状況にあり、且つバリアフィルタが下部容積22から上部容積21への直接的な連通路を開放する前の状況において、その分離は、その前に閉塞されたバリアフィルタ11のガス透過性を再度有効にするに十分であるかも知れない。]
[0054] 上述及び本発明の開示によれば、第一部12と第二部15の内面14、17がどの程度分離しているかにかかわらず、バリアフィルタは開放状態にあると考えられ、下部容積22から上部容積21への直接的連通路を形成するとみてよい。同様に、バリアフィルタ11の閉鎖状態とは、バリアフィルタ11の現実のガス透過性にかかわらず、上部容積21と下部容積22との間の半固形排泄物の直接的連通を遮断する内面14と内面17間のあらゆる程度の一時的結合を含む。]
[0055] 本発明は、従来型のフィルタあるいはバリアフィルタのように、一つ以上の汚物が永久的に詰まることのないバリアフィルタ11を提示する。オストミー装具が収縮した後、バッグ内部で圧力が再び上昇するまで、バリアフィルタは再び脱臭フィルタを保護する閉鎖状態になる。この過程は、続く脱臭用のフィルタ又は膜がほぼ完全に半固形排泄物で詰まるまで、何度も起こり得る。]
[0056] 本発明によるオストミー装具1の基本例が図4に示される。図4はオストミー装具1の平面図であり、オストミー装具1の前壁6の裏側になっているオストミー装具の部品が見えるように、点線で示されている。] 図4
[0057] 前壁6及び後壁(図示なし)は、厚さは約75マイクロメータのポリウレタン等の実質的に非弾性柔軟樹脂材料で作られ、溶接部の内境界18を画定するように相互に溶接される。溶接部の内境界20から測ったオストミー装具18の内部収集領域の幅、図示寸法Kは146mmである。長さ、図示寸法Lは182mmである。溶接部の内境界18は実質的に楕円形状である。フィルタ開口9の直径、図示寸法Mは5.5mmであり、脱臭フィルタ10はフィルタ開口9を完全に覆うように前壁6の外面8に配置される。脱臭フィルタ10は直径約30mmの円形である。脱臭フィルタの具体例は、処理能力約600ml/分を有するFiltrodor(登録商標)フィルタである。]
[0058] オストミー装具1のバリアフィルタ11は、ポリオレフィン製のフックとループの材料であるAplix(登録商標)700で作られ、内面にプラスチックのフック、対向面には対応するループを有する。材料の幅、図示寸法Nは15mmである。バリアフィルタの端部28、28’は、半固形物がバリアフィルタ11の端部28、28’と溶接部の内境界18との間で流通しないように、溶接部の内境界20にしっかりと近接して配置される。更に、約70mmを加えることにより下縁23の長さを約90mmから160mmに増加し、バリアフィルタ11の下縁23は、バリアフィルタ11の幅方向に5mmの切り込みを入れた、長さ約5mmの七つの凹み29を有する。長さが増加することは、フィルタが詰まり塞がる前に、バリアフィルタがバリアフィルタを汚すより多くの排泄物に耐えなくてはならないことを意味する。上縁24から直交する方向において、バリアフィルタの上縁24と溶接部の内境界18との最大距離、図示寸法Oは、約10mmであり、ここで上縁は前述の通りオストミー装具1の上側容積を規定する。]
実施例

[0059] これは、約1kPaの内部圧力で拡張した壁における引張力を用いてベルクロ(登録商標)製バリアフィルタ11を分離する本発明によるオストミー装具1に、通路の開放及び封じ込めたガスの脱臭フィルタ10を経由した脱出を可能にする。オストミー装具1の内部圧力が減少する際、前壁6と後壁(図示なし)の内面は相互に近づき、内部圧力が約0kPaの時、ベルクロ(登録商標)製バリアフィルタは開放通路を閉鎖する。]
权利要求:

請求項1
排泄物用収集バッグと、排泄物が通過し収集バッグに侵入し得る少なくとも一つの開口と、ガスを収集バッグから脱出させる少なくとも一つのフィルタと、少なくとも一つの前記開口と少なくとも一つの前記フィルタとの間に配置され、閉鎖状態において半固形排泄物の通路を閉塞し、開放状態において半固形排泄物のために開放通路を維持する少なくとも一つの感圧ガス透過性バリアフィルタとを含み、所定の第一ガス圧力限度を超える収集バッグの内圧増加が、前記バリアフィルタの閉鎖状態から開放状態への移行の誘因となる、オストミー装具。
請求項2
前記バリアフィルタが再封鎖可能な種類である、請求項1に記載のオストミー装具。
請求項3
前記収集バッグの内圧が所定の第二ガス圧力限度以下に低下した時に、前記バリアフィルタが開放状態から閉鎖状態に戻る、請求項1又は2に記載のオストミー装具。
請求項4
前記バリアフィルタがフック/ループ式面ファスナから成るフィルタである、請求項1から3のいずれか一に記載のオストミー装具。
請求項5
前記バリアフィルタがベルクロ(登録商標)製フィルタである、請求項1から4のいずれか一に記載のオストミー装具。
請求項6
前記バリアフィルタの形状が、直線状、曲線状、S字状、のこ歯状、ベル状、E字状、又はこれらの組み合わせから成る形状の群から選択される、請求項1から5のいずれか一に記載のオストミー装具。
請求項7
前記収集バッグの内圧が前記収集バッグの外面に圧力を加えることにより増加する、請求項1から6のいずれか一に記載のオストミー装具を使用する方法。
請求項8
前記収集バッグが内面と外面をそれぞれに有する少なくとも前壁及び後壁を含む種類のバッグである、請求項1から7いずれか一に記載のオストミー装具。
請求項9
前記バリアフィルタがオストミー装具の前壁及び後壁の内面に固定される、請求項1から8のいずれか一に記載のオストミー装具。
請求項10
前記バリアフィルタが、オストミー装具の前壁及び後壁の内面にレーザー溶接、熱溶接、又は接着剤結合される、請求項9に記載のオストミー装具。
請求項11
第一圧力限度が、0.1kPaと10kPaとの間の範囲内、例えば、0.5kPaと5kPaとの間、0.9kPaと1.1kPaとの間、0.95kPaと1.05kPaとの間にある、請求項1から10のいずれか一に記載のオストミー装具。
請求項12
第二圧力限度が、0kPaと0.1kPaとの間の範囲内、例えば、0kPaと0.05kPaとの間、0kPaと0.01kPaとの間にある、請求項1から11のいずれか一に記載のオストミー装具。
請求項13
前記フィルタが少なくとも一つの脱臭ガスフィルタから成る、請求項1から12のいずれか一に記載のオストミー装具。
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AU2008340866A1|2009-07-02|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-03-06| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120306 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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